うにぞうがしみ抜きするほとんどのものが何がついているかわからないものです。
ほとんどのものが、何がついているかわからない
こんにちは!
しみ抜き洗濯芸人うにぞうでっす(^O^)/
今回もニットのしみ抜きになりますが、しみに着眼点を置いてみましょう。
しみ抜きに使用する薬品やしみ抜き剤は、しみの種類によって使い分けるわけですが、実は、そのしみがどんなしみかわからないケースがほとんど。
それでは、どうやって僕らはしみ抜き剤や薬品を選ぶのか?って、思いますよね(笑)
それ、当然の質問ですよ。
ぶっちゃけ、答えると、ほとんどのクリーニング店が適当です。
え?適当なの?Σ(・ω・ノ)ノ
もちろん、すべてのクリーニング店とは言いませんが、僕が見てきた所でしみ抜き剤の使い方をルール化できている所はあまりありませんでした。
油溶性、水溶性、不溶性という3つに大まかに分けるという理論はクリーニング屋さんは大概知っています。ですが、薬品やしみ抜き剤をそうした理論からルールづけ出来ている所はとても少ないです。
その原因は、しみ抜き剤がたくさん出ていて、どれも欲しくなっちゃうから(笑)
しみ抜き剤たくさん持っているけど、結局ありすぎて、使い分けが複雑になり、しみ抜き剤どれにしようかなしみ抜きになっているところが多いのです。
うにぞう流のしみ抜き理論は簡単
僕のしみ抜き剤の使い方はシンプルですので、選ぶセンスはいりません。
ルールに沿って、しみ抜き剤を使っていき、取れなかったら、次の工程に進むだけ。
企業秘密なので、詳細は書けませんけど、しみ抜きほどシンプルイズベストが当てはまるものはないと、うにぞうは思っています。
なぜかというと、しみ抜きと簡単に言いますが、しみの種類はたくさんあって、ありすぎて、それぞれに適したしみ抜き剤を選定するというのがほぼ無理ということ。
また、そのしみがどんな生地についているかということが、しみ抜きするには重要になります。
しみに適したしみ抜き剤が、生地に適しているとは限らないからです。
今回のしみ抜き事例

季節柄、どうしてもニットのしみ抜き依頼が多いですね。
こちらも、何がついているかなんてわかりません(笑)
口紅とか、汗とかはついている場所によって、想像出来たりもしますが、こうして漠然とついたしみはわからないので、こちらの決まった処理に対する反応で、どんなしみかを推理していきます。
それをするためにも、日ごろの染み抜きに対するルールが必要になってきます。
漠然としみ抜き剤を選ぶひとは、逆説的な推理ができません。
染み抜き剤を使う順番や温度をかける順番が、染み抜き除去可否の鍵になることがあります。

しみが取れればいいと思っている人が多いですが、アルカリが残らないように中和したり、薬品が残らないようにしっかり濯ぎをしたり、輪じみ処理するために再洗いをしたり、見た目は同じでわからなくても、見えない部分でしっかりそういったことをしてくれているかどうかは、お店によってかなり違います。
薬品が残留すれば、穴や臭い、しみの原因になり、何のためにクリーニング店に出してしみ抜きしたのかわからなくなりますね。
特に、衣替えでそのままタンスの奥にゴンしてしまうひとは要注意なんですよ。
こわっ!
プロなんだから、安い所でも最低限のことはちゃんとしてくれるんじゃないの?
どんな商売でもそうですが、良い品質のものが激安ということはありません。
更に言うと、高価なもので品質が悪いものもたくさんあります( ;∀;)←これ最悪悪魔です!
激安には必ず、激安でも利益を上げることのできる仕組みがあるのです。
問題なのは利用する人が同じだと思っていることと、違うということを業界がしっかりと広めていないこと。
回転ずしと高級すしのように使い分けが出来るようにならないといけませんね。
ですけど、Yシャツ100円の所と1000円の所では仕事が確実に違います。
それを1000円の所はぼったくりと思って欲しくありません。
なぜ、それほどなのかをよく見つめて欲しいと思います。
といったことで、うにぞうもその辺のことが伝わるような動画作ってますので、参考にしてもらいたいと思います。
話が思わぬ方向へ行きましたw
うにぞうの話はよく逸れますw
ブログの更新がなかなか思いのようにいきません。

最近はインスタをメインにお仕事にビフォアアフターを上げていますので、そちらもぜひチェケラッチョ!!してくださいね。
